「文学研究×国語教育」の会(架ける会)3月拡大例会
私たちは、これまでになかった新しい文学研究、文学教材の〈読み〉の実践研究の場として、「文学研究×国語教育」の会(略称・架ける会)を昨年8月に設立し、以降月例会を行っています。
文学研究も国語教育研究も、その研究成果は授業実践で生かされることによって実を結びます。ゴールは授業実践です。この会では、文学教材の〈価値〉を掘り起こし、〈読み〉と〈読み方〉の相関関係を語り合います。これまでの「正解到達主義」や「何でもあり」の〈読み〉に納得できない方々、是非ご参加ください。コロナ禍の状況に鑑み、ZOOMにて行います。
日時 2022年3月13日(日) 午前10時~午後4時50分 参加費 無料 オンライン開催
9時45分からZOOMに入れます。 全体進行:坂本まゆみ (架ける会運営委員)
午前10時 開会挨拶:中村龍一 (架ける会代表・松陰大学教授)
10時10分~12時35分 第1部 文学教材の 〈価値〉 を掘り起こす
司会:助川幸逸郎 (岐阜女子大学教授)
① 小学校1年 「道徳」 資料と文学教材の謎解き (10時10分~10時40分)
教材: 「かぼちゃのつる」 (大蔵宏之) 報告者:作間慎一 (前玉川大学教授)
② 高校国語科目再編を問う (10時45分~11時50分)
A 漱石 『夢十夜』 「第一夜」 の教材価値と授業構想 (10時45分~11時15分)
報告者:丸山義昭 (法政大学兼任講師)
B 〈第三項〉がひらく読むことの 〈価値〉 (11時20分~11時50分)
―― 〈語り〉 の構造を踏まえて読む中島敦 『山月記』 『名人伝』 ――
報告者:古守やす子 (山梨県立塩山高等学校教諭)
③ 討論 (11時50分~12時35分)
午後1時30分~4時40分 第2部 パネルディスカッション 日中共通教材 『故郷』 を読み直す
司会兼パネラー:周非 (都留文科大学特任准教授)
① 末尾の 「希望」 はなぜ道にたとえられるのか (1時30分~2時)
―― 授業実践から考える ――
報告者:山本富美子 (山梨県北杜市立武川中学校教諭)
② 日中共通教材 『故郷』 の 〈読み方〉 と中国での 『〈第三項〉論』 受容の成果と課題 (仮題)
ゲスト報告者:霍士富 (西安交通大学外国語学院教授) (2時5分~2時35分)
③ 討論 (2時45分~3時45分)
3時45分~55分 閉会挨拶:今井成司 (元東京都小学校教員)
3時55分~4時 諸連絡・閉会
参加申し込み
下記のURLをクリックして、メールアドレスとお名前を入力し、送信して下さい。折り返しZOOMのリンクを貼ったメールが返信されますので、当日はそこからお入りください。
https://forms.gle/ZmZXTYXN6rZJhsbN8
「文学研究×国語研究」の会研究紀要への原稿募集について
「文学研究×国語研究」の会では、電子書籍による紀要を発行します。
文学研究、国語教育に関連するものを以下の要項に従って投稿してください。
○未発表の論考に限ります。(二重投稿はご遠慮願います。)
○内容 Ⅰ 文学研究に関する論考
Ⅱ 国語教育研究
Ⅲ 国語教育に関する実践報告
Ⅳ その他(哲学等、近接学問領域のもの)
○枚数 注を含めて四〇〇字詰め原稿用紙にして三〇枚から四〇枚以内
○原稿は添付した一太郎ファイルの書式を使って、お送りください。(詳細はファイル末尾に記載されています)
○投稿原稿の採用については、運営委員、編集委員の複数名が読み、運営委員会で決定し通知いたします
○校正段階での内容訂正はご遠慮ください。
〇原稿締切 令和四年5月9日必着(当初の締め切りを変更しました)
〇送付先 丸山義昭<us66s4@bma.biglobe.ne.jp>
〇注意事項 提出原稿のフィイル名の中に必ずご氏名を記入して下さい。